
こんにちは。なめろうです。
パテック・フィリップのノーチラス5711/1A-001ステンレスモデルの購入から10年経ち、今回初めて正規店にオーバーホールに出すことにしました。
そこで皆さまに、実際に正規店でパテック・フィリップをオーバーホールするってどんな感じなのかお伝えしていきたいと思います。
正規店でのオーバーホールは意外に安い!?
今回オーバーホールする時計はこちら
パテック・フィリップ ノーチラス5711/1A-001で、2011年に正規店で購入しました。
本来であればもっと早くオーバーホールすべきだったのでしょうが、つい後回しにして10年が過ぎてしまいました・・・(^^;
オーバーホールするうえで何より一番最初に気になったのか費用でした。一般的にパテック・フィリップの時計を買うような人はオーバーホールの費用なんて気にしないでしょうが、なめろうは残念ながらそのような方々とは違いますので、いくらかかるんだろうとドキドキしていました。
とりあえず、スフィアパテックフィリップ東京さんのサイトでオーバーホール費用を見ると・・・
自動巻き 134,200円
とあります。恐らく5711/1A-001はシンプルな3針モデルなのでこちらだと思います。
やはり通常の時計ブランドの3針よりは費用が高めですが、ウン百万円以上のラインナップが揃う運上ブランドのしては別に普通という印象を受けました。
しかし、ロレックスのような一般的なブランド時計の場合、事前に見積りをして後から正式な費用の連絡がくるので、パテック・フィリップなんかもそんな感じで基本料金+αの料金が発生したら高そうだなぁ~なんて思いました。
とは言いつつも、長年オーバーホールをしないと重大な故障が起こって、深刻なダメージを負ってしまうので、
「よし!なにはともあれオーバーホールにいくぞ!」
と一念発起して、購入した正規店にオーバーホールに出すことにしました。
実際のオーバーホール費用はいくら?期間は?内容は?
購入した正規店には電話せずいきなり来店しました。
来店すると当時から対応してくれたスタッフの方が10年ぶりにもかかわらず覚えていただいていました。オーバーホールの旨をお伝えすると、すぐに見積書を作成してくれました。
正規店での見積書がこちら。
一番最後に費用が書いてあり、
「134,200円」
でした。内容は、分解洗浄とパッキンの交換、防水検査という通常のオーバーホールです。
事前に公表された費用と同じでしたので、一安心しました(笑)
オーバーホール期間も約1カ月半ということでした。
さすが王者パテック・フィリップ、顧客一番の姿勢!
さて、費用を聞いたところで、前述した基本料金+αの疑問が湧いてきました。
《う~ん、これは基本料金だけで、もし故障や不具合があったら別に料金がかかるのでは?》
と思い、スタッフの方に
「一度、見積り依頼をして内部を検査してから後ほど電話連絡などで最終の正式な費用をお伝えしてもらえるんですね?」
と聞いてみると、なんと驚きの答えが返ってきました。
「いえ、なめろうさん、パテック・フィリップでは他社の時計ブランドのように、工房で検査してから見積り作成をしてお客様に確認してもらうという作業はしません。そのようなことはお客様に余計な時間と手間をかけさせてしまうので、何か不具合があったとしても追加の修理費用などは頂かず、基本料金の費用のみでオーバーホールしてお渡ししています」
とのことでした!
これには、さすがにびっくりして、
《さすがパテック・フィリップ、ますます好きになってしまうやないかぁ・・》
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